神戸から､今話題の・・

　流出ビデオが、神戸のネットカフェからyou-Tubeに投稿されて話題になり、またその是非が問われています。果たして彼,海上保安官は月光仮面＝一昔前の映画やTVヒーローのような人なのか？国家機密なのか？知る権利なのか？

今日は犯人捜しから移行して、秘密保持､あのビデオが国家機密に相当するのか？等々が話題になっています。彼は組織の一員として､他の方法や､政府への働きかけの方法はなかったのか？漁船船長を命がけで　逮捕したシーンは見せられ公開されていません。国の威信と利益と国民財産を守る意識よりは､むしろ政府は国民を守り､国も守り気持ち、秘密保持と言うより、首相、官房長官の個人責任回避に心が奪われている・・そんな気持ちを私は抱きました。長官は､「流失させて者は、国家のほうで裁かれるべき」と発言。しかし、その前に何故、国の財産の船を壊して､一度は捕まえて､処分しなかった政府長官の発言は？軽いと思いませんか？国家機密に関わる事案を､石垣の地方検事に託させ釈放させることも､変だと思いました。

　前記の大本営の幹部達の､個人的な責任を民衆に・現地の兵隊になすりつけて・・玉砕という言葉で美化さえさせました。　彼は歴史の中にもまれて消されないようにと思います。

　戦前。祖父、親達､北方領土で生活していた民衆は､財産を奪われるならまして、レイプされ、命まで落とした人が大勢います。当時の政府は､北方領土への移住政策（一部には侵略行為もあったのは確かです。）を進めていました。確かに戦前は、国外からの不当な扱いに対しても国の威信をかけて、戦争もしたのです。

　けれど国民を守り抜く意識は､政治家に薄い気がします。戦争処理が遅れています。満州でも､同じ事件が起きて､日本人国民が見捨てられ､沢山が死にました。それを玉砕と言わせられています。日本が移住を進めた統治下であった韓国人も沢山北方領土に連れて行かれました。そして、樺太に沢山の韓国人が､前後六五年過ぎた今も取り残されています。日本も韓国も、彼らには余り手を貸して､国に返すことはしていません。

民衆が泣きを見ています。しかし、戦後､領土処理は全く進んでいません。樺太（サハリン）を除いた北方四島も､奪還は進んでいません。国後は沖縄ぐらいの広さの領土です。（画像は国後島を遠くに望む。）

　北方領土は、一時期に段階的に･･二島返還する話も進みました。しかし、当時の政府の手法で､全面返還を要求しました。沖縄や中国のと国交回復は旨く行きました。さて次はと沢山のの名誉欲にとらわれたのでしょうか？国民からの賞賛を優先したのでしょうか？二島返還よりは全面返還を要求しました。

　ロシアも占領の既成事実を一度に変えることは困難です。結局、その話は､ロシア蹴られました。その後の政府主導者は､のらりくらりの言葉だけでしたね。明確な言葉と行動をして交渉を進める気がなかったようにさえ感じます。進展させる気がなかったと感じられます。

　日本側も既成事実を作り上げる応用戦略はヘタです。この応用力は､日本の技術は素晴らしいが､一定の水準になると､変化しなくなる傾向がみられ、IPhoneにみられる応用アイデア！！その中の細かいな部品は多くは日本製品です。（ウオークマンが全盛でした。技術はありましたがね。）　政治にも「ここまでしたなら、もう良いかな？」の思いが見え隠れしませんか？国の１００年計画が見えてこないですね。　尖閣諸島も中国を刺激しないようにとの思いやり政治をしましたけれど、外国にはこの思いやる、おもいやりの精神とか言葉さえもないのです。　中国政府のやり方コメントを見れば､明らかですね。画像は尖閣諸島

　政府は尖閣諸島上陸を許可していません。　韓国との領土問題の竹島にも､私たち国民は行けません。　けれど変なのは、韓国経由では､観光に行ける事実を皆さんはご存知でしょうか？

与党も､野党も目先の事案ばかり･･　国１〇〇年の計画と理詰めの主張､行動力、応用で､外交をしてもらいたいですね。領土問題も前向きに前進させて欲しいです。

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