最近。男性の浴衣掛けを見かけますね。

と言っても普段では無く、何か花火とかがある時ですけれど・・。

普段から着物を着ていると、その着こなしに、ついつい気になります。一番気になるのは、帯の位置です。
男の帯結びは、後ろは腰あたりです、前は骨盤の上。つまり少し前下がりになります。ところが真一文字に腹の上にしている男性を見るとついつい気になります。浴衣NO1

私が着ているこの浴衣は結婚した頃。妻が手縫いをしてくれました。かれこれ40年過ぎています。着物は長持ちしますね。一般的に余り派手な浴衣柄は好みません。襦袢と着れば軽い外出着となる、秋には重ね着しても着れる柄を・・細かい模様、縦縞を選ぶと便利です。

帯の結び方ですが、角帯は一般的に貝の口という名前のついた結び方が多いです。貝の口と言うからには、結び方にもこだわりがあります。貝の口が真横に見えるように結びます。


関東結び

写真が見やすいように真ん中よりですが、本来は腰の横で結びます。画像は関東結び。左寄りに結びます。関西結びは右寄りに結びます。帯の手も逆にしています。


尻はしょり2




以前は手を後ろに回して、そのまま後ろ結びをしていましたが、今は前結びをして、(角帯の形を整えやすいから・・)後ろに回しています。夏には薄物を着ますね。下着が見えないように、ステテコも利用することがあります。最近は和柄のステテコも売られています。このステテコは東急ハンズで買いました。女性が部屋着としているとか?
白色のクレープのステテコ一枚で、昔は歩く人もいましたが、最近見かけませんけれど・・?習慣が変化していますね。ステテコNO2白のステテコは薄い透けるような浴衣や夏の着物には便利かな!?これも好みです。夏物の着物には麻の襦袢を私は着ています。


尻はしょり ステテコ

私の場合は普段着用に浴衣を着た時には、下着のステテコは着けず、今時と思われるでしょうが褌をします。これは案外と着物を着たときの用足しには簡単に済み便利です。以前。三角パンツと言われたブリーフを着けていたときに、妻から下着の線が分かって良くないからと褌を勧められ、手作ってくれたことがあります。褌は別としても、汗かきの人は薄い汗襦袢、薄いTシャツを汗取りとしての下着として着れば良いです。又白足袋、綿か麻の足袋も少し改まる外出や踊りをするときに付けると良いですよ。

又私が以前。妻に、『浴衣が足に絡まり歩きにくい。』と言ったら、『あんたは男だから、粋に着こなしながら尻はしょりをすれば良いよ。』と言ったことがあります。時々、歌舞伎でも粋に尻はしょりをしています。私はそまで粋に至っていまいせんけれど、汗で浴衣が足に絡む時には尻端折りをします。

もっと粋に着こなしが出来ると良いですね。 あるときに、若い人から『おじさん!着物の裾がめくれているよ。』と注意?親切に教えて貰いました。笑い 

何となく年配者が、若い人にパンツが見えると注意している逆ですね。=ベルトが低いから・・ショートボーンで後ろから見ると尻が割れているのが見える事が分かるズボン・パンツを履いているよりは、粋に着こなしたい願いはありますよ。

尻はしょりNO1