刑務所からの手紙で下着や本を送りましたが・・

留置所は刑が確定するまで、留め置かれるところです。ある程度の自由が在り、差し入れも緩やかな点があります。これが刑務所になると、色々の規則がでてきます。海外に比べても自由度は日本では低いですね。先日。イギリスの刑務所内で結婚式を挙げた例や面会時にはガラス越しの面会ではない国も多いです。規則で縛り付ける感じが日本ではありますね。

仙台の刑務所と鹿児島の作業サルスベリ刑務所で扱うの刑の違いもありますが、鹿児島の方が数冊の本や下着を送っても送り返されることが無かったです。趣向品は廃棄したとの連絡はありました。これはその趣向品によって、所内での喧嘩を避けるためだそうです。食べ物を分けるときに起きる恨みからですが・・

仙台の刑務所に居る、受刑者をサポートしていたクリスチャン女性が今回の津波で亡くなりました。生前彼女が私と数回のメール交換をしていました。そのときに私のことを伝えていたようです。それで彼が、私にキリストのお名前でサポートを依頼してきました。私自身は経済的には辛いところですが、できる限りのことをしたいと、本、下着を送りましたが、すべて送り返されて非常に残念ですね。色々の規定がありました。

一番。驚いたのは指定業者で購入した物しか差し入れが出来ないことでした。この事は、受刑中の彼も知らなかったようです。私は指定業者が居たことは知りませんでしたね。これには驚き、小さな官民癒着?も悪いですが想像してしまいました。業者には入札が在り決まったと思いますけれど・・

本は一日に一冊のみ差し入れが出来ます。数冊、送りましたら返されました。 わざわざ送り返さなくても良いのにな〜? 率直な感想です。 それならば本人に毎日。一冊ずつ渡してくれた方が良いのに・・このような機転の利く、気の利いた便宜は刑務所では無理なんだろうか?
送り返す費用にも税金だし・・ そういえば次回からは規定を越えた場合は着払いで 送り返すそうです。

海外との温度差にも、刑務所の違いがありますけれど、家族、身内、友人の励ましが、受刑者の更生に一役買います。 これが亡くなり面会や手紙が来なくなって、自己嫌悪から自殺、リストカットする受刑者も多いそうですね。
自殺を考える人は色々理由。方法を考えるようです。所内では自殺やリストカットする道具は無いのですが・・
刑務所に居る人にも人権が在り、また色々心の弱さがあって犯罪に至りました。

刑務所の外に居る私たちが、受刑者との関わりを保ち励まし続けると更正に一役買うことが出来ますね。
所内で自己嫌悪からの自殺には至らないと思います。