摩耶山から下ってきて、

三宮で買い物をしていると、アウンサンスーチー映画のポスターを見ました。

ミヤンマー(ビルマ)の自由のために戦った女性の半世紀の物語です。

独裁の国で大変な虐殺があった国です。その後、独立選挙を行ったら再び軍事政権が勝ち取り、国を独占してきました。
映画、アウサンスチー


アウンサンスーチーの父が軍部に暗殺されるところから物語は始まりました。

時が流れて、ロンドンで結婚。イギリス人の夫の間に、二人の男の子をもうけていたところから、再び物語がスタートします。母親が病気になり帰国をするのです。

帰国した古里は軍政権の暴徒化で、多くの人が虐殺されていることに心痛める彼女でした。

自由が無く。 自由な意見や発言ができない。全てが軍部 将軍の言いなりでした。

夫の励ましと愛。息子達の忍耐で、彼女は民衆の後押しされて立ち上がりましたが、軍部の圧力で
幽閉、軟禁されます。とても長い間でした。

途中、日本の外交部が動いて、軟禁を解く切っ掛けを作ったこともさらりと出てきましたよ。

哀しみと苦難を乗り越え勇気を持ってた弾圧に立ち向かい、その信念を貫いた女性の事実に基づいた物語に感動しました。

利益を求めず、 自分を犠牲にして働いてきた彼女は「鋼鉄のランの花」と呼ばれていた女性だった事を知りました。

犠牲を好まず、ガンジーの精神的から、武力に寄らない抵抗を知っていた彼女でした。
ノーベル平和賞を授与されました。

日本の政治家の中にも このような利益を求めず信念を持ち、国の将来と自由のために戦う人が居ればよいのに〜〜と思う事しきりでした。

 弾圧が無く、 発言が気兼ねなく語れて 自由がある国。日本が素晴らしいです。
逆に、そのすばらしさの恩恵故に 緊迫感を失ってきたのかな〜?とも思う点もありました。


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