杉原千畝の映画を見ました。

 満州で外交官をしていた杉原千畝さんでしたが、日本と満州との情勢が変わり 満州からリトアニアに転勤してからの物語でした。 杉原千畝さんが見た世界観。視点と見方が当時の外務省とは違いました。せっかく集めた国際情報を当時の日本外務相は、この情報を重要視しない、むしろ無視をしてしまいました

杉原大使は三国同盟の破壊や旧ドイツとソ連との不可侵条約破棄などから、
日本がアメリカと対戦開始すること 満州から撤退を情報を整理判断して、日本に伝える活動をしていました。

日本本国、外務省情報部では 彼 杉原大使とは違う視点と情報思惑に囚われていました。 
視点と見方が違っていたら、日本は戦争に勝っていたのかもしれないと思うことも沢山ありますね。

映画の観客は八〜九割と云うか?満席状態になりました。 若い人より年齢層が高い人が多かったです。
第二次世界大戦。日本がアメリカと戦争する前の時代です。ドイツとイタリアとの三国 同盟時代です。ソ連(ロシア)もヨーロッパ侵攻を考えて ドイツも同じようにヨーロッパ侵攻考え始めている頃の物語です。
    
                         
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杉原千畝さんが 日本の外交官として発行したビザ。その一枚の日本通過ビザがユダヤ人 6000千名の命が救われました。 ユダヤ人救出することは、当時 ドイツの同盟関係上 許されないことでしたが、杉原外交官は 最初はためらいますが、迫り来る戦争の足音から 祈りをし 日本の意向=外交的な事より 命の救出することを選びます。

映画は 
ユダヤ難民の凄惨な過去を今に伝えるアウシュビッツ収容所のある、ポーランドでオールロケにて撮影され大変大がかりでまるで外国 ハリウッド映画みたい 大がかりでしたし内容も濃くて感動 涙するシーンも有りました。
 
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 この映画を見ながら・・ 今の時代を重ねて見ると 多くの教訓を得ることが出来るでしょう。
戦争の噂。それぞれ 個人個人の立ち位置と見方の違い。 そこから生まれる知恵と知識、情報をどのように理解するかは、その人が関わる利権が優先される傾向がある。情報をどのように理解するか? 現代はインターネットの情報が拡散。間違いも拡散してします。個人の意見 優先が広がりやすい。

けれど、冷静に・・人間の理性を追い求めるのであれば・・杉原千畝さんのように振る舞えるのではないかな? 外交官としては日本の意向に逆らいましたが、 一人の人間としては 正しい判断をしたと思いませんか?

箴 24:23 これらもまた、知恵ある者による。さばくときに、人をかたより見るのはよくない。

箴 22:17 耳を傾けて、知恵のある者のことばを聞け。あなたの心を私の知識に向けよ。

箴 28:2 国にそむきがあるときは、多くの首長たちがいる。しかし、分別と知識のあるひとりの人によって、それは長く安定する

人である前に クリスチャンとして 神の心 神の国とその儀を第一に、考えることも大切だと、
私個人は思います。神からの知識を得て、知恵を活用しなくてはならない。聖書が土台の人間性を保ちたいと願うように、改めて思った映画でした。

箴 13:10 高ぶりは、ただ争いを生じ、知恵は勧告を聞く者とともにある。

箴 15:33 主を恐れることは知恵の訓戒である。謙遜は栄誉に先立つ。