突然の手紙で驚きました。

仙台刑務所で殺人罪で服役中の男性からの手紙でした。
その刑務所は、若林区で津波の被害が大きかったところですが、幸いにも刑務所には津波が来なかったようです。

 その方はある女性の勧めで、クリスチャンになりました。彼の信仰と物質的なサポートしていたクリスチャン女性が津波で亡くなり、私に信仰的なサポート依頼してきました。

 私自身も、そのクリスチャンの姉妹とは面識はありません。ただ。ミクシーだったか?一〜二度メール交換した記憶があります。ミカエル・ミニストリーの問い合わせでした。服役中の彼からは、彼女から私の事を紹介されたと手紙には書いてありました。津波で亡くなった姉妹の祝を祈らずにはいられませんね。

彼を助ける人がいなくなり、私の依頼をしてきました。主イエスの名前によって・・それは断ることの出来ないお名前ですね。
仙台刑務所

彼が希望する信仰書と言っても専門書とも言える解説書です。解説書も良いですが、時には著者の入れ込み、思い込みを紛れ込むので・・要注意が要ります。

聖書を理解するには聖霊の助けが要りますね。それは聖書は聖霊によって書かれたからです。文脈を読み取り、書かれた色々の背景を知らないといけないですね。 彼に聖霊を事。聖霊のバブテスマのこと聞きましたら、知らないとのことでした。

新約聖書 使途行伝
19:2 「信じたとき、聖霊を受けましたか」と尋ねると、彼らは、「いいえ、聖霊の与えられることは、聞きもしませんでした」と答えた。
19:3 「では、どんなバプテスマを受けたのですか」と言うと、「ヨハネのバプテスマです」と答えた。
19:4 そこで、パウロは、「ヨハネは、自分のあとに来られるイエスを信じるように人々に告げて、悔い改めのバプテスマを授けたのです」と言った。
19:5 これを聞いたその人々は、主イエスの御名によってバプテスマを受けた。
19:6 パウロが彼らの上に手を置いたとき、聖霊が彼らに臨まれ、彼らは異言を語ったり、預言をしたりした。


手紙を出してきた、受刑者の彼も、その一人でした。
解説書よりは、聖霊の本を。。また主の祈りの、私の解説体験記と本を数冊送りました。 これから東北は寒くなるので、ヒートテックの下着を送りました。

 彼の恋人がレイプされました、そして自殺。その怒りを抑えることが出来なくて・・恋人をレイプした相手を殺してしまったそうです。いかなる事でも人を怒りにまかせて殺すことは、神の意志に反します。彼は悔い改めています。

彼とは違い、人の手を通じて合法殺人もあります。よくある事ですが、殺人罪として刑が決まった時の多くのコメントは『私の思いが通じて嬉しい!あいつは死んだ方が良い。浮かばれる』等々 直接 手を下さないが、確かに心では殺人をしています。これは殺人罪というのは、神の定めです。

規則。

先月と今月。2度に渡って郵送、差し入れのために送った本と下着が送り返されてきました。下着は彼が必要な物リストの中にとして 数度手紙で書いてありました。それで送りました。

しかしそれらが送り返されてきました。非常に残念ですね。

 刑務官からの書状=説明書によれば、受刑者には細かな規則があります。差し入れの本は一日、一冊です。私以外に誰から先に送っていたら、彼、受刑者は受け取れないのです。
他の日用品。下着などには決められた業者が在り、そこから購入した物で無いと、差し入れが出来ないそうです。

このことには疑問??ですね。小さな官民癒着みたい気がしました。決まりは決まりで仕方が無いと言えばそうになりますけれど・・ 指定業者は仙台市内にあります。たぶん刑務所の近くだと思いますが・・?
私が仙台に行って指定業者に出向かないと差し入れが出来ない仕組みです。これには疑問ですね。直接面会しないといけないような感じ・・行きたいけれど・・資金不足です。

せっかくの信仰書も送り返されてきました。 彼からは事前に、日本図書目録、出版会社から発行されていないトラクト類は、カウントされないと事前に手紙に書いてありましたが、全部返送されてきました。次回からは、返送品も、着払いになると説明書に書いてありました。彼から聞いていた説明と食い違いがあります。

手紙や品物は刑務官の事前 チェックはあります。彼の手紙の文面も先に確認されてから、私の処に届くはずなのですが?・

 私の思いが通じないので残念ですね。それにしても・・仙台の刑務所は厳しいのだろうか?
鹿児島の刑務所に本を送ったときには、本の制限のことは聞かなかったし、返送されてこなかった・嗜好品は破棄したとの連絡がありましたけれど、<理由は所内で争いを避ける(食べ物の恨みは怖い。)ためだそうでした。各刑務所での対応が違う気もしています。こちら、鹿児島刑務所の人は殺人では無いです。

 刑務所は狭い世界です。人権が守られるように願います。社会に出て受け入れられずに、またわざと罪を犯して戻る人もいます。彼は刑を終えて、社会復帰を願っています。彼の上に、主イエスの守りをいのりつつ。