エーゲ海の教会

日本のテロ サリン事件

911のテロ事件から、アフガンのアルカイダー。イラン・イラクの話が続きました。
でも今日はその話を中断して、日本のテロ。サリン事件のことに触れたいです。なぜなら主犯格とされる松本教祖の判決がまた一つ出たからです。病気を装っての裁判引き伸ばしに対しても、新たな判断がされました。

それにしても11年もかかる、日本の裁判制度は長いとは思いませんか?元々は強制自白の歴史が日本にあったのです。
それらを回避させるための時間と年月が必要だったのです。それにしても、無言で、自分の弁護を一切しないのは異常思います。その異常さを利用して引き伸ばしをしていたのです。 

人は等しく、犯した罪を言い表すことは義務づけられ、また同時に弁護も受ける資格も与えられております。彼が罪を言い表し、悔い改めるなら罪の確定は、また別な結果が出たかもしれないです。同じ死刑でも・・ 聖書の神はであるイエスは、
全ての人が罪を言い表し、悔い改める時には、霊の世界で許されるといわれました。その許された喜びが、この世での変革をもたらすのです。

松本被告。彼は宗教という名の元で、自分の予言が確実に起きることを言いたかったのです。その予言を自分の口で実際に実行して、さも予言が当たったように、信徒らに誇張したかったのです。間違っている考えで、また予言と言う名で、大勢の人が27人犠牲になりました。 あの地下鉄サリン事件のあった朝。私は同じ路線を使って東京から上野に行きました。古里に向うためでした。あと少し遅れて地下鉄に乗っていたら多分?このブログも書いていなかったと思ったら・・ゾーッとします。同じ経験を、あの朝に持つ方も大勢おられるでしょうね。亡くなられた方々に深い哀悼を祈ります。心が癒され、平和が来ますように。幸い、私は生き残り被害を受けませんでした。僅か30分くらいの差でしょうか?私の神であるイエスの守りにただ感謝をしております。生かされていることを・・


白コスモス

松本被告は、予言を当てたかったので実践したわけでしょう。予言と言えば、TVなどでも活躍する占い師、カウセラーの中には、あらかじめ、そのスタッフが下調べした上で、さも当たったかのように振舞っている方もいるのではないでしょうか? 中には相手の方を、こき下ろす人もいますが、聖書の予言は、私たちの特を高める物なのです。アドバイスでもありますが、その予言される方の選択する道、余韻が残されるものです。指示予言。指示占いは危険です。聖書も口寄せや占いの霊の存在世界を認めております。しかし乱用を禁止して、神からのカリスマと聖霊の助けが必要であると言っております。

さてサリン事件は、アルカイーダーのモデルにもなりました。ロンドンでの事件です。自分の主義主張を通すために、多くの人が犠牲になりました。それも彼らの主義主張に関係なく生活していた人々です。 ある力で虐げられて、犠牲になった恨みをテロという名で晴らすことは、またその犠牲になった人らの恨みを生み出しております。

犠牲に成った者が、相手を許しさえすれば、犠牲。テロの鎖の連鎖は避けられます。憎しみから、許しに・・許しから愛するようになるには、普通では出来ません。でも!まず自分が神と人に許されている存在であると自覚し、私たちの助け主である聖霊の力に依らないと出来ません。『貧しい者、(心、精神を打ち砕かれ悲しみ人>)に良い知らせを伝え、心傷ついた者を癒すためである。』聖書 イザヤ書61:1より