教育と知識。学びの目的

連日。いじめと、それが原因で若い人たちの自殺者が多いのは悲しいです。
履修の補修問題でも、政府までが介入してスタモンダ揉めています。でもある校長先生までもが、自殺なさって言葉が無いです。教育委員会と父兄、学生との板挟みと思いますが・・
言葉が無いです、やり切れない家族を思うと・・・

ゆとり教育の影響で、学校での就学時間が減ってので、高校が塾化しているのも原因だとTVニュースでも騒いでおりますね。どうなるのかな・・日本の教育は・・
外国のゆとり教育のうわべだけの輸入をした結果ではと思います。 外国では、大学の入学は楽だけど、卒業が大変難しいシステムになっている事。日本は大学入学が難しいけど。その後は楽ですね。そのギャップを埋めないと解決しないとは思うのですけど・・

海外の小中学は小人数で落ちこぼれが無いようにしている。常識をしっかり教えています。
自分の国の歴史もしっかりと近代史を教えて,自国の誇りと責任を教えていますが、日本は、その点は薄い気がしています。美しい日本に対して誇りと責任の教え方にも不安を感じます。教育委員会や学校によって、先生方によっても違います。その違いも大切な時も在ります。


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私はフランス・カナダ。中東イラク。北アフリカのアルジャリアで、過去に生活して、子供たちの教科書を見てきたけれど。親たちがしっかりと補習しつつ教えていたことを思い出しています。大切に教えていたのは、社会の常識と自国の近代史でした。それと、将来のビジョンが持てるように、社会も親たちも希望を与えていました。 歴史は選択科目では無かったです。小さい時から教えていました。私もうわべ的なことは中学でも教えられましたが・・

各国で生活して、よく日本の事を聞かれ説明していました。私は家庭事情と自分が余り勉強が好きじゃなかったので中卒です。小さい時から料理が好きだったので、高校進学より、調理の仕事で、自分の身を建てたいと考えた事が根底にはあります。中卒は金の卵として、当時はもてはやした時代でした。それでも大人に混じって仕事する時に、困る事がありました。仕事が終わって、高校の本などを買って、一人で勉強した事が役に立ちました記憶が残っております。大人社会の常識も色々と教えてもらいました。

私たちが教育として、本当に知らなければいけない事とは、その分野での知恵や知識だと思います。大人社会の人間付き合いも教えてもらいました。 知恵や知識を深める事も大切です。教育はその基礎を知る事だと私は思うのです。人として大切な事も教えることも大切ですね。どのように隣人と付き合うかなど・・基礎の教育は家庭にある気がします。

近所の叔父さん、叔母さんから教えられたりも大切ですね。隣人を思いやり、愛する事、手助けする方法を知る事も大切ですね。それは社会の・・世界のツールでもあり、ルールの基礎のような気がします。知識や知恵を深める事。その大切な基礎の基礎は、私は神を恐れる事にある気がします。違いを認めつつ、愛し合えるように、それぞれの神を知る中に真理や、隣人への愛を見つめることができるのではと思います。虐めは隣人への愛の欠如から生まれる気がします。愛の連帯が不足してるのかな?

知識だけではなく、知識を正しく使いこなす知恵も教育できればと思います。しっかりと人を愛する事と思いやる事を教育すれば、自殺や虐め、虐待が無くなる切っ掛けにはなると思います。

『心を尽くし、精神を尽くし、あなたの神を愛しなさい。・・これをあなたの子供たちによく教えなさい。』聖書 申命記6:5〜7

『私<神>はあなたがたに悟りを与え、行くべき道を教えよう。私はあなた方に目を留めて助言を与える。』聖書 詩篇32:8

『主<神>を恐れる事は知識の始まりである。愚かな者は知恵と訓戒をさげすむ。わが子よ。あなたの父の訓戒に聞き従え。あなたの母の教えを捨ててはならない。それらは、あなたの頭の花輪、あなたの首飾りである。』聖書 箴言1:7〜9

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