9月始めに・・

古里の富山に数年ぶりに帰りました。 
前記にも書きましたが、妻や両親の追悼、墓前礼拝のためです。
妻は冬のバレンタインデーに亡くなりました。その頃は富山では墓は雪の下です。
母は9月、父は 10月ですから、間の9月に帰る事が多いです。


2014-09-03-12-55-24 昭和52年 妻が亡くなり、その別れを記念に詠んだ歌。「スミレの花よ。憂いを残して散れど、我が心に永久に咲く。」の墓標があります。既に30年以上の月日が流れました。父なる神の癒やし。私の癌の癒やしがあって今も生きている事への感謝など、心を裸にして祈れる場所の一つです。

妻の兄とは、今でもお付き合いがあります。
義理兄の優しさ、思いやりですね。何かと心の支えに成って頂き、実の兄のようです。

 9月の1〜3日の間は丁度。富山市八尾の越中八尾おわら節の本番中です。前夜祭を含めると20日間ほどです。子供の頃から踊りの練習をしていました。風の盆とも言われるのは、亡くなった人を偲んで、稲刈りの前に歌い踊りからですが、一般の盆踊り感覚は無いですね。 子供の頃から半ば強制的に踊りの練習をしていました。稲作の種蒔き、草取り、刈り入れ、天日干しの稲架かけ等の一連の動作を踊りにしていると昔に聞きました。 女性は畑に降りた鶴、白鷺、男性はかかしを表現する踊りもあります。

深夜に町に響き渡る胡弓の音色を、数年ぶりに聞いて、昔・・を偲んで・・亡くなった妻が歌い踊った日々を思い出して泣きました。

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旅の人も同じような心境になるようです。風の盆とか風の恋歌とか小説や映画にもなって、おわら節が全国的に知られるようになりました。期間中には、八尾の人口の25倍にも成ります。一日に5〜6万人が訪れます。踊り手にむやみやたらにフラッシュする人、撮影しているのを知っても、前に出てくる人。それはまだ我慢。踊り手の前にいきなり前に出る人。マナーの悪さには呆れます。
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昼から深夜、夜中を通して おわらが歌い踊られます。特に深夜は、踊りも無くてお囃子と歌だけが流される町も有ります。 胡弓の音色が心に染みますね。
 
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皆さんも1度はお出かけ下さい。

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 シリーズで越中おわら節をアップロードしております。
古里でもある富山を代表する越中八尾おわら節と踊りの祭りです。2014のシリーズ最後は天満町の深夜の町流し。又、祭りが終わった普段の平静さを取り戻した、日本の道。100選の一つ八尾諏訪町通りの様子です。 静かな通りに戻った様子をご覧下さい。
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