島根県安木市にある足立美術館に行きました。

 先日から山陰の紀行記を書いています。目的地であった安木にある足立美術館に行きました。米子市で教会奉仕をしながら、断食をしていた10年前に、この美術館のことを聞きました.けれど体力的なことも考えて行きませんでした。

山陰高速が無料であったので、足を伸ばす結果となり、出かけて良かったです。
所蔵品も横山大観の無我 村上松園の娘深雪 橋本関雪の猿他の日本が 魯山人の陶器食器類の所蔵品の展示がありました。
足立美術館庭05
明治大正にかけて、人が嫌がるような仕事から始めて、知恵を絞り大阪で財を作り、先見の目があったと思えるように、当時の画家の絵をコレクションして、又、自分の古里の自宅を広げて、この美素晴らしい庭を造りました。足立美術館の庭02所蔵品の展示も素晴らしいです。しかし、作品の撮影は禁止ですが、庭は自由に撮影が出来ます。この庭もミッシェランなど世界が認める素晴らしい造園美です。庭に面してもっとも良い眺めの所には、ゆっくり庭の観賞が出来るようにと、喫茶もありました。でコーヒーが一杯1000円でした.でも高いと言えば高いが、安いと言えば安いですね。その喫茶店にいる間。夢のような眺めを独り占め出来るのですから・・

足立美術館庭04 工夫された回廊庭園、 枯山水と水辺の庭が交差してとても綺麗でした。







額縁庭園10 中庭に座ると茶室越しに、窓が切り抜かれていて、一枚の絵を観賞できるかのようになっている部屋がありました。数名の庭師が手入れをしていましたが、庭師の風景の一つですとの説明書きもありましたよ!

過ぎ去る時間が惜しいくらいの素敵な空間と庭と美術品です。


庭を背景に




夏の緑に映える紅葉と苔が綺麗でした。絣の着物で一時を過ごしました。



web足立美術館 004

この安木は、昔からドジョウすくいの民謡でも有名です。最近は水木しげる ゲゲゲの鬼太郎のNHK テレビ番組で 脚光を浴びている。ですから道の途中には 「女房の古里です。」との看板とか昇り旗立っていました。


web11大山 005美術品と庭を堪能し、『四季の変わり目には、この庭を再び眺めてみたいな〜〜。』と思いました。
画像も沢山撮りましたが、全部は乗せられないですね。

 

大山横姿 012

 帰り道には、雄大な大山がその有志を見せて見送ってくれました。
大山は見る位置によって、その雄姿の形を変えるのでおもしろいですね。
足立美術館 玄関前01

秋には新館も、御出来るように予告されていた足立美術館です。その庭を堪能し紅葉の庭も綺麗だろうなと思いながら帰路につきました。足立美術館のURLは
 http://www.adachi-museum.or.jp/ja/index.html



足立美術館水辺の庭