刑務所からの手紙を前記で書きましたが・・

 手紙をくれた彼は初犯で殺人でした。 殺された家族を思うとその家族には怒りもあるでしょうね。 
けれど殺された人は、彼の彼女ー結婚を誓い合った中だったそうですが・・レイプされて自殺をしてしまいました。
彼はその怒りを、殺人という形で報いました。 しかし殺人は殺人。日本国の法律では許されないし、神の国でも許されないことです。

アゲハチョウ1
彼は長期間、刑務所で刑に服しつつ過ごす結果となりました。死刑で無かったことは良かったです。

聖書では人類初の殺人、カインの話が書かれています。
創世記
4:8 しかし、カインは弟アベルに話しかけた。「野に行こうではないか。」そして、ふたりが野にいたとき、カインは弟アベルに襲いかかり、彼を殺した。
4:9 【主】はカインに、「あなたの弟アベルは、どこにいるのか」と問われた。カインは答えた。「知りません。私は、自分の弟の番人なのでしょうか。」
4:10 そこで、仰せられた。「あなたは、いったいなんということをしたのか。聞け。あなたの弟の血が、その土地からわたしに叫んでいる。
4:11 今や、あなたはその土地にのろわれている。その土地は口を開いてあなたの手から、あなたの弟の血を受けた。
4:12 それで、あなたがその土地を耕しても、土地はもはや、あなたのためにその力を生じない。あなたは地上をさまよい歩くさすらい人となるのだ。」
4:13 カインは【主】に申し上げた。「私の咎は、大きすぎて、にないきれません。
4:14 ああ、あなたはきょう私をこの土地から追い出されたので、私はあなたの御顔から隠れ、地上をさまよい歩くさすらい人とならなければなりません。それで、私に出会う者はだれでも、私を殺すでしょう。」
4:15 【主】は彼に仰せられた。「それだから、だれでもカインを殺す者は、七倍の復讐を受ける。」そこで【主】は、彼に出会う者が、だれも彼を殺すことのないように、カインに一つのしるしを下さった。


神は最初は、アダムの裏切り、罪に対しても、地上の命に限りを付けました。救いの道を設けて、その救いが来ることを信じるように申しつけられましました。カインの弟殺しにも、死が控えるようになさいました。けれど、すぐに殺人に対しては死を持っての報いを与えませんでした。カインの額に印を付けて、アダムとエバから生まれる人々から遠ざけました。

 日本の国では殺人罪には、死刑が適用されることが多いです。死刑が合法されることには、私が疑問を持ちます。
判決で、死刑を喜ぶこと。「死刑になって報われる。」とかのよく聞くコメント・・しかし・・これでは、心の中で・・人の手を借りて 人の命を。。神さえもすぐに取り上げなかった命を合法という手段で取り去る結果となるからです。心の中の殺人罪を犯すことになる結果となります。

あなたは日本の死刑に対してはどの様に思われますか?
世界中でも死刑を合法としている国は少ない。 どの様な形であれ、死刑とは人が尊と言われる命そのものを強制的に取り去る結果となります。