前記から　パウロの獄中書簡と言われる

ピリピ人への手紙から、その３章を見ると。コイノニアとは？その意味と神髄が見えてきます。私たちクリスチャンはキリストから隠された事、物が多くあります。

ピリピ3:10 私は、キリストとその復活の力を知り、またキリストの苦しみにあずかることも知って、キリストの死と同じ状態になり、3:11 どうにかして、死者の中からの復活に達したいのです。3:12 私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ捕らえようとして、追求しているのです。そして、それを得るようにとキリスト・イエスが私を捕らえてくださったのです。

３章10節、、キリストの死と同じ状態になり「あずかる」が交わり　共同の運命体・それがコイノニアです。

４章14節、「それにしても、あなたがたは、よく私と困難を分け合ってくれました。」

…この「分け合う」がコイノニアです。

どうも、フェローシップと訳された交わりですと、一緒に楽しむばかりを考えがちですが、実はそうではないのです。
パウロは決して第一にそれらを上げてはいませんね。教会の交わりに参加している信徒さん同士が一緒に礼拝後にお茶を飲む。とか談話するだけでは無いことが分かります。

パウロが示すコイノニアは、一緒に福音宣教をする恵みにあずかる。またキリストの苦しみにあずかる。お互いの困難を担い合う。御霊の霊的な交わりをパウロが言っている交わりなのです。キリストの恵みや証しを分かち合うこと、聖書を読み学んだことを分かち合うことが優先される場がコイノニアなのではないでしょうか？

キリストと聖霊と、そして父なる神。その臨在の元で行われる魂の交流を行う場がコイノニアなのです。

この交わりの場に、三位一体の神をお招きしていないならば、人間的な交わりだけだとコリントほかの教会のように問題が起きてきます。
しかし、互いに隣人を愛して　またへりくだって、知恵と知識を聖書から実行していくならば　様々な問題が回避できます。聖書の読み違えが在っても、相手を攻撃するだけでは無く　必要な謙遜と愛を忘れないようにしたい者です。



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