今、話題の映画ノアは、

聖書からの題材にしています。けれど、全体像は別な物に変わっていました。
 ノア 約束の舟 公式サイト ここをクリック
昔から、一部は聖書から話を取り込みながら、別な物語に成った映画も多数あります。

キリストの着ていた服を題材に聖衣と言う映画がありました。バウロやペテロ、聖衣を手にした男女の愛の物語でした。一部は、聖書に書かれたシーンがありましたが、後は創作の物語でした。

ノアもこれと同じく、ノアの父親像と家族愛の物語としてみれば、スペクタクル映画として観れば面白くみれます。
アララテ山トルコ

      写真はノアがたどり着いたと言われるトルコのアララテ山。

何処が一番聖書からの話をを映像化されたかと言うならば天地創造の話を短時間ながら伝えていました。

     
 
カインがノアの敵対者と登場します。箱舟作りを手伝う天使がロボットの様だったり、神の手で箱舟の扉が閉められたシーンは削除飛ばされていました。

実際、詳細な脚本のような表現は、物語は聖書には書かれてはいませんから想像し解釈する部分が多くならます。

例えば いかにして動物を集めたかは、詳細な事は聖書には書かれてはいませんから、。

個人的にこの箇所が好きな聖書の言葉なんですよ。
最初に神がノアに語り掛けるシーンは幻、夢として表現されたシーンに成ってしまいます。

ノアは、自分の家族が救われた使命を誤解しています。孫を殺そうとするシーンがありました。

ノアは善悪を試された。と映画の解釈が挟まれて、父親像と使命感の間違いに気がつき、約束の虹を見て終了します。



ノアも一人の人間として、善悪の間で苦しむ部分は共感かな?
ノアが葡萄酒を飲み過ぎて、自分を見失うほど酔ってしまうのは何故か?聖書には詳細なノアの心情は書いてありません。映画では、のあの苦悩として描かれてもいました。


どこが聖書的?と調べず、ありのまま楽しめる映画の一つに成っていますから、御覧になられても損はしませんね。