いつも私の・・

部屋に着て、くつろぎながら祈りとカウンセリングをしている青年が、急に「舞子海岸に行きませんか?」と誘いました。その誘いを受けて、私も「そうだ!夕陽の撮影をしよう。」と思いました。
 
長い間、精神科の 安定剤を飲んでいました。彼の家族が心配で、精神科に通わせた結果。安定剤を飲み始めて仕舞ったのです。私と会うときにには、薬害の悪影響を感じましたが、その心、精神状態は、キリストの御霊によって普通だと思いました。それで祈り初めて8年目に・・・。
                    
明石大橋の夕陽

ある日。私のアドバイスを 真剣に受け止めて、減薬から断薬へと切り替えました。断薬中は部屋に籠もり、副作用と闘いました。その間は、私とも連絡が取れなく有りました。心配で心配でたまりませんでした。「医師と相談して減薬をします。」とは聞きましたが・・急に断薬する事を聞いていませんでしたのです。

半年くらい過ぎたところに、ひょこりと現れたときには、驚きとうれしさから ハグをしてしまいました。
まるで長い間、会えなかった息子か返ってきたみたいだと目頭が熱くなりました。

目的地に行く車の中で、彼は献身する話をしました。
彼の経験、精神的に病んだ人々のために、献身したいとの決意を聞きました。
来年。神学校に行けたらいいと言いました。 問題は学費を用意しなくてはいけないのです。
それまでは、教会奉仕とその教会が運営する塾に寝泊まりして奉仕をするとのことでした。

2ヶ月前から社会福祉して働いています。少し迷いもありましたので、アドバイスをしました。奉仕先の牧師とよく相談してすることも具体的にどのような話をすれば良いかを伝えました。
献身に当たって、切っ掛け 使命感を支える聖書の言葉を持つように勧めました。
それは挫けそうになったときに、聖書の原点、神の使命を明確に受け取っているならば、立ち上がれるからです。

彼はエゼキエル書の22章30から、精神的に病む人々のために、働く人が少ないから、自分がなりたいと決意していました。現在、在職中ですから、その職場を綺麗に辞めることを伝えました。現在、その職場は、彼を必要としているのです。

さてビデオ撮影をしている間も、彼は苛立つ事も無く落ち着いていました。以前ですと、同じ事を長い時間 出来ない、落ち着かないでイライラしていましたが。完全に回復し癒やされていました。

夕陽が海岸線に沈む瞬間を、二人で感動しつつ眺めていました。
この動画を彼の回復を記念して、癒やす神であるキリストに捧げます。