キング牧師の記録の映画を見ました。

無暴力で アメリカの国を動かしました。 

奴隷制度から解放されても、アメリカ黒人社会に公民権が無い時代に、法の下の平等を訴えて立ち上がりました。
聖書の元にある人間の平等を訴えました。
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白人社会にも聖書からの平等を理解はあっても 実行に移す人は少数派でした。
南部アメリカでは,クリスチャであっても奴隷制度や、黒人の人権を認めない人もいました。
人間社会の労働力としての黒人でした。聖書を読んでも,神の考え方、神の目線では無く,人間側の解釈から黒人への人権無視がありました。悲しいことです。
                
ベトナム戦争当時  ジョンソン大統領とも公民権の交渉。弱腰の大統領も描写されていました。
キング牧師がノーベル平和賞を受賞していたので、ジョンソン大統領も余り無視できなかった。またベトナム戦争中でしたから、余り黒人問題に深く関われなかった時代でもあります
         リンク⇒   グローリー 明日への行進 キング牧師の記録
人権問題として、牧師ではあったが信仰の話を深く結びつけることが無かったですね。

 ちょうど50年前の1965年3月7日。セルマの地で黒人の選挙権を求め平和的なデモ行進をしていた人々が、警官隊に暴力で弾圧された―。この“血の日曜日事件”はアメリカ国民に大きな衝撃を与え、次第に人種をまたいだ2万5000人もの人々による歴史的大行進へと発展していく―。
この世紀の行進の指揮をとったのが、マーティン・ルーサー・キング・Jr.=キング牧師だ。彼は、政府やFBIによる妨害、白人至上主義者による家族の殺害予告、そして信念の代償として命を落としていく同胞たちと、多くの苦悩や葛藤を抱えながらも、反対者の殺害で39歳の若さでその人生を終えるまで、生涯「非暴力」という志を貫き通した。
               

1964年ノーベル平和賞を受賞したキング牧師は、翌65年、黒人の選挙権を求める525人の同志と共に、アラバマ州セルマから州都モンゴメリーまで80キロのデモ行進を始めるが、そこに待ち構えていたのは白人の州警察と民兵隊だった。次々と黒人たちが殴り倒されていくニュース映像が全国に流れ、テレビの前の全米7,000万人が衝撃を受ける。

信仰 肌の色など関係ない。人は皆平等だと信じるならば共に行進しよう」キング牧師の呼びかけに、全国から続々と人々が集まってくる。翌日、黒人と白人、男と女、大人と子供がしっかりと腕を組み、彼らは再び歩き始めた。


牧師としてその愛を家族や同胞に伝える行動しました。神に人間に平等を与える神だと言う信念に向き合いました。理解者を探していても、無闇な説教して強要をしていなかったようです。

アメリカの黒人社会が認められて公民権を得たのは,僅かに50年くらい前なんですね。
今そのことがぐらつき始めています。 アメリカ南部から白人優位主義が、また暴力を行使始めています。 白人青年が 黒人を学校で射殺.予告をYOUTUBEに流す事件が最近ありましたね。

愛によって結び、愛によって協調理解をする人間社会を神は望んでいます。
自己の利益や立場より,神の目線に立つことの重要性を改めて知りました。

選挙権が 私たちに与えられていることを,改めて感謝しその一票を大切にしたいとも思いました。世論を動かす事が出来るのは熱意と小さな行動 1票です。

日本は民主主義というが、どちらかと言うと政党主義ですね。
正当の利益ばかりを追求する傾向には歯止めが必要になってきていると思います。