おしんの映画が、秋に封切られます。

 この物語は、戦前から戦後の物語。誰でもが知っているNHKの朝の連続ドラマでした。
私は丁度この放送が行われているときは、海外駐在でした。ですから、このドラマは見ていませんでした。 

NKH放送、数年後に 帰国時に、飛行機中継地のバンコックのホテルに止まって何気なくTVを付けたら、このおしんがタイ語で放送されていました。登場するのは日本人なので、おしんだと直ぐに解りました。

 ドラマを見始めると、又、続きが見たくなりますね。
帰国したときに、母が熱心に見ていました。おしんがドラマの中で着ていた毛糸の角巻き(大きな肩掛け、色もおなじ物を近所の人に頼んで作って貰い着ていました。NHKのオンデマンドを見始めて、その角巻きを見たら 急に涙が・・亡き母を思い出しました。

オンデマンドで見て、新たに再発見。おしんと母の年齢差が。。確か?母が5歳歳下でした。
母は明治38年 生まれでした。92歳まで長生きをしました。
父は明治 35年生まれで  82歳で亡くなりました。

 私の母も幼い・・確か7〜8歳の時に 子守奉公に出て苦労した話を聞いていました。
改めてドラマを見て・・見入ってしまい。 涙が溢れてきました。 ドラマの筋と、母のことが重なったこともあります。

 母も我慢強い人でした。  冬に一時帰国したときに、母に一緒に買い物に以降を行っていたのですが、母が黙って雪降る中に買い物に出かけて仕舞いました。
あの紫色の毛糸の大きな肩掛けを着て・・ 久しぶりの帰国、日本でしたから、TVでも見て居たらと、母は私のことをもいやり、スーパに刺身を買い物に出かけました。


先日。映画の予告を見て・・急に{おしんを}また見てみたいと思いました。



おしんが奉公のために家を出て行く。有名な別れのシーンには涙が溢れてきますね。

少女時代、川の上の別れ http://www.youtube.com/watch?v=TmQ3qcedkcM

YouTube動画です。スペイン語の字幕が付いています。 NHKオンデマンドでも見られます。

 戦前から懸命に日本人は生きてきました。 家族のために 隣人に対しても 思いやりがありました。 生活が豊かに成り格差が生まれて、人を思いやる気持ちが消えてきたような気がします。

 懸命に生きる姿が共感を生み 世界中で愛されるドラマとなりましたね。
摩耶機会があれば映画の おしんを見たいです。

映画の予告   http://www.youtube.com/watch?v=l7ibuFNokQs