私が働いていたアルジェリアで・・


悲しい事件が起きました。 テロリスト達が、ガスプラントの現場に、報復戦争を仕掛けました。

そのために、何の罪の無い人々が殺されて犠牲になりました。

今日のニュースの抜粋から・・
社員に悲報伝達 日揮「皆、つらい一日」 テロ2
2013.1.23 00:11

 「残念な気持ちでいっぱい」。深夜の悲報から一夜明けた22日、日揮の社員は非業の死を遂げた同僚に心を寄せた。日揮の遠藤毅広報・IR部長は同日午後3時、横浜市西区の本社で記者会見し、社員に社内メールで日本人7人、外国人3人の死亡を伝えたことを明らかにした。


 「テロは許し難い。テロに対して強い非難を口にした社員もいる」。社員はこう反応したという。

 「今日はすべての社員にとって、つらい一日だ」。男性社員(62)は無念の思いをにじませた。海外赴任の経験がある男性社員(33)は「残念な気持ちでいっぱい。最悪に近い結果に終わってしまった」と語った。


 遠藤部長によると、駐在員の死を知った社員らは「一定の覚悟をしていたとは思うが、やはりショックを受けたようだ」という。


 川名浩一社長(54)らによる現地での安否確認活動は首都アルジェや事件現場となったイナメナス以外の病院にも範囲を広げる方針。新たに現地入りし、川名社長と交代予定の石塚忠副社長(61)には、「帰国日を決めず、捜索のめどが立つまで現地に滞在する」と説明した。

 救出され、安否確認作業に加わった日本人駐在員の今後には、「基本的には早く日本に帰してあげたいが、(日本人3人を含め)まだ7人の安否確認ができていない。複雑な気持ちだ」と話した。

 一方、日揮は事件現場のイナメナスと別にアルジェリア内で手掛けている2カ所のプラント建設地で働く日本人駐在員らをアルジェリア中北部のハッシメサウドに一時退避させたことを明らかにした。

テロ1


私がアルジェリアのティジウズで働いていたのは、1980年代です。その頃は、未だ平和でした。
日本製品からの憧れもありました。ジャポネ(日本人)ジャポネと良く声かけられました。

白人=アメリカが イスラム原理主義のアルカイダーを、2000年代になって一掃することに、日本が協力し始めてから、少し風向きが変わってきました。

イスラム原理主義には強硬だと反対するイスラムの人々も居ますけれど、イスラム主義を毛嫌いする国、アメリカ EU 白人に協力する日本だと理解されるようになってから、風向きが微妙に変わりました。

しかし、テロには反対ですけれど・・

アルジェリアのサハラには天然ガス、石油などが眠っています、それを開発することに、フランスが協力し、また買い付けています。イタリア、イギリス等EUがそれらの資源の買い付け得意先です。

アルジェリアにとっては、外貨獲得の大切な施設です。テロと言う名の戦争を仕掛けられたのですから、日本の人命尊重は無視されます。戦争には人命尊重無いのですから・・

その国の生命線、死活問題が優先されます。

また90年代にはアルジェリアでは、イスラム原理主義の台頭に対して、国は弾圧をしました。少し内乱状態になりました。そのためにも、今回の原理主義に者にも、強行処置を取ったようです。

このブログの冒頭のニュースの様に、初めてのテロの犠牲者が、日本人から出たことには悲しい思いです。

 心からの哀悼を祈ります。