アルジェリアとは普段なじみがないのですが、

 私は若いときに8年,仕事を通じて住んでいました。今、FaceBookを通じて,叉別な角度で関心を寄せています。
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首都はアルジェ 日本の国土の約7〜8倍です。半分以上がサハラ砂漠です。上の画像は首都のアルジェの南側ですね。白い町並みが丘の上に所狭しと立ち並んでいます。この一角に歴史的な町並みが残るカスバがあります。








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私が住んでいたところは,この首都から140kmくらいはなれています。時々、仕事の都合で来たり、休みの時に,同僚の日本人を案内したり出来ていました。








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湊の近くには市場もあり,シーフードレストランも点在しています。
長く見えるスロープは,車も通れる道で、その下が個人商店や市場でした。




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長距離バスや鉄道がこの近くの広場から出ています。 何度か列車に乗って ティウズ(私が住んでいた町)まで帰ったこともあります。

アラビア系とベルベル系(カビリー地方に多い民族)とはわりと平和に暮らしています。 フランスの長い植民地時代を過ごして独立した国です。その独立の苦労が連帯感を強めているかもしれませんね。
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私は仕事を終えて,この国を去るときに、サハラ奥地と言われるタマランセットと言う町、タシッシール砂漠国立公園に行きました。
そこに行くまで,バスと飛行機、長距離の乗り合いタクシーを乗り継いでアルジャリアを一周しました。 

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タッシールには、砂漠になる前の狩りをしている壁画が残されているから、それらをみたいと想ったからです。




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また、乗り継ぐ飛行機が無く困っていたら、紹介されて、ランドクリーザーでもサハラ砂漠を1000kmの横断をしました。アマランセットからタッシール迄でした。
タッシールの現地の人が,用事でアマランセットからサハラ横断して
来ていたので、彼の車に乗せて貰いました。またしばらく彼の家にホームスティをさせて貰いました。


この壁画を見たときには感動をしました。中には、宇宙旅行をしているようなヘルメットに似た壁画もありました。今は住んでいない動物の絵も描いてありました。hekiga

砂漠の中では,人は弱く小さな者です。しかし大空の干しを見上げると,私達一人、一人の命には無駄が無く大切な存在だと気がつかされました。

日本では見えない星が,肉眼でも見えるサハラでした。
神の差なる威事には無駄が無く,私達の命にも,神によって与えられた者だと思えます。

 サハラが緑から砂の大地に変わったのは,激しい気象の変化です。
神が創られた青と緑の地球を守るように託されたのは、私達人間です。