上野公園に行きました。

上京した際に、時間があったので上野公園を散歩しました。一昔のことになりますが、私が海外在住、旅行をしたときも、一息するときには公園で過ごしていました。

上野公園の正式名は上野恩寵公園ですね。江戸幕府から皇室に受け継がれた土地ですが、民間、東京都に払い下げになったので天皇家の恩寵からその名前が付きました。。私は国立美術館でも見学と思いましたが、リニューアルのために休館をしていました。上野公園と言えば、この西郷さんの銅像は有名ですね。tokyo asakusa 069上野駅からも近いです。この銅像の目前はガード塀に覆われて風情がなかったです。何かの工事をしていました。そこにいたガードマンにシャッターを切ってもらいました。着物の裾を整えている間にシャッターを切られて、取り直しをしてもらいたかったのですが無理でした。散策するにしても上野公園は広い所です。関心が持てる美術館博物館は、国立美術館意外にも沢山ありますが、残念ながら、現在行っていた催し物には興味が持てませんでした。動物園に休みですし、パンダも居ませんね。中国の動物外交にも沢山の税金が必要です。
ueno074
国立博物館前には噴水がありました。何となく、昔パリに住んでいた頃に、近くにあってよく散歩したリュクサンブール公園を思い出しました。古い建物の前に大きな池があるからです。風域は違いますけれど。そぞろ歩きで、不忍池まで足を運びました。kamo 083
池の鴨は人になれているのか、近くによっても逃げることなく、あわよくば、人からパンなどの餌が貰えることを知っていますね。外国人も不忍池の湖畔を散策してベンチに腰掛けて軽食、サンドイッチなどを食べていました。ピクニック気分での外での食事もEUの人は多いです。

 また、明らかにホームレスをしていると思われる服装の人が、外国人と流暢に英語で会話をしていて、この方の人生の過去を想像しがたい思いになりました。これだけ外国人と会話が出来るなら何か良い仕事がないのだろうか?それだけに日本が不景気になっているのだな〜とも思いました。と言っても本人にやる気、仕事をする気がなければ、救済しても一時しのぎになってしまう傾向が多いですね。これから寒くなります、路上での生活も厳しくなります。

ueno 080
tokyo asakusa 070
兵庫県尼崎に二十八歳でホームレスしている青年を知っています。彼の親(奄美大島在住)を知っていたからです。数年前に、彼の親から相談を受けました。その時に1度。出会いました。親の心配をよそに仕事もしないでいたのです。その後、彼とは連絡が取れなくなっていたのです。最近になって彼から連絡があり出会いました。今は住むところを失っています。「君は若いのだし将来どうしたいのか。?」何度も問い詰めても明確な答えがないです。将来のビジョンを語りません。私の現在、彼のために悩んでいます。

『最近になって何で急に連絡してきたのですか?』と聞くと『寒くなって困るから』が答えでした。神に助けを求める気もないようです。
引き取ってもこのままズルズルと仕事もしないで、私の家に居られても困る気持ちもあります。私自身が経済的に豊かななら多少はよいでしょうけれど?本当に彼のためになるだろうか?まだ三十歳前ですからね。働かない理由は、友人や親の性にして、自分を見つめていないことです。何でも人の性にするなら、引き取った私を責めるのではとの思いも起きてきます。 今、私の祷りの課題の一つです。

大阪の西成のホームレス救済伝道もあります。彼は少し異質な気がしています。
神を求める物には孤独にならず、神の助けがあるのですが、彼に事実的な救済として、私の自宅に引き取って良い物なのか悩んでいます。彼が未成年なら引き取りますが・・ueno 077


カモメを見ながら、彼のことをも出しながら散歩をしていました
不忍池の蓮の葉が枯れかけていましたが、夏の暑さを思わせました。

ueno-shinobazunoike 101