f0ec73eb.jpg先月から、私は知的障害者の施設で働き始めました。昼のランチつくりです。通所し軽作業をして、昼のご飯を食べるために調理仕事です。 

朝に必ず、『お早う』と挨拶に調理場まで来て下さいます。納得するまで、今日の献立を聞きます。『楽しみだな〜』と言って仕事を始めます。無邪気で天真爛漫です。子供の心のまま成長してしまったけれど、体だけは大人ですね。

一ヵ月後、僅かな給料が施設から支払われます。エッ!と驚く小遣い程度の給料です。僅かでも働けるからですが・・
福祉に厳しく冷たい・・政治の流れがあります。その政治家を選んだ私たちの責任もありますけれど・・

知的障害と行っても様々です。とても素晴らしい特技を持った方もいます。 本当に、何処が知的障害があるのだろうと疑うような方もいます。 でも何かで切迫されると混乱してしまいます。一般の人でも切迫して人を殺す事もありますが、、大きな違いを見つけにくい方もいます。
話を理解できない、受け答えが出来ない。でも感情は豊かで素晴らしい人たちです。純真無垢な子供の心の大人たちです。

世話を施設の方々も大変ですね。でもその人たちの親はもっと大変です。友人で二人、知的障害の子供の親がいます。『悩みは、私が死んだら・・』ことで悲しいけれど不安を抱えています。 

キチット話すれば理解をする人たちです、理解のスピードは子供ですから、何度も繰り返し、繰り返し話してて教える必要があります。特に新しいことは・・でも献立も繰り返し話すと喜んで楽しみしてくださいます。特に自分の好きな料理は・・
忙しい朝の仕込み中ですから、対応には時間がかかって大変ですけれど。喜ぶ顔が素敵です。

繰り返す教えることを怠った対応で、大阪八尾市で事件が起きました。歩道橋から、女の子を投げてしまった、知的障害者がいます。 子供へのこだわりがあって、何度か事件を起こしていましたけれど、{繰り返して教え理解させる事が、まだ不十分だった様です。}本人の見極めが大変難しいです。 あるときは子供で、あるときは大人です。障害も多様性があります。
あずかっていた施設だけの責任を責める発言も、ニュースで流れていましたが、その発言自体に無理もあります。実情を見て欲しいです。

私たちはどのような状態でも、存在が素晴らしく、神に愛されている存在なのですから。。